来年4月からの電力小売全面自由化がスタートします。

「電力小売全面自由化」とは、一般家庭などにおいて、東京電力などの地域の電力会社からだけでなく、新しい電力事業者からも電気の供給を受けることができる、という制度改正です。

マスコミ等の報道では、既に新しい電力会社として各業界の会社が参入を表明しているとのことですが、そのサービスの具体的内容は現時点ではよくわかりません。

先日、当ホームページの「マンション管理情報」欄に「マンションの電気料金削減」に関し、東京電力との契約に関する手法の記事を掲載したのですが、それも電力小売全面自由化の関係で来年3月末までの時限的なものとなってしまいました。

電気量削減対策については、記事記載の方法のほか、LED照明化、高圧一括受電、太陽光発電などが考えられますが、来年4月以降の各社の電力サービスの内容が把握できない今、管理組合としては削減対策に取り組みたくても取り組めない、非常に判断の難しい、悩ましい時期になっています。

※このような状況ではありますが、今後、LED照明化等の手法についても、当ホームページでご紹介していく予定でおります。

→ H27.11.5 「LED照明への交換」について追記しました。

投稿者プロフィール

木村誠司
木村誠司
28年間、地方公務員として、建築、都市計画、住宅、開発行政に従事。
自らが居住していたマンションで大規模修繕工事、管理委託契約見直しに尽力。
平成27年6月独立開業。マンション管理士・一級建築士